Blog 港町家具屋便り

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USED!!

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

暮れは張替などでただひたすらバタバタしていましたので更新もできないありさまでした。

年が明けて、今度はUSEDの嵐です。お聞きしていたのもあるのですが、親御さんがなくなって家を片付けるのに家具をどうにかしてとか、お持ちになっていた建物を売却したのでうちの家具はどうしたらいいとかのお電話を立て続けにいただきました。

HPに載せている”USED"のお話がけっこう広まっているようです。

ありがたいとほ思うものの店に置いておくと言っても限りがあるしともあれいくつかは写真に撮ってきましたのでご覧ください。

先ずはショーケースです。大きさはW1,800XD750XH750でガラス部分の高さは200㎜です。

ショーケース01.JPG

ショーケース02.JPG

次は陳列棚ですが本棚としてもお使いになれそうです。

陳列棚上部.JPG

次は陳列棚の下部です。

陳列棚下部01.JPG

陳列棚下部02.JPG

いかがでしょうか。もし興味をお持ちの方がいらっしゃいましたらできるだけ早くご連絡ください。

2月末には処分することになっていますので。

このような商品の引取で毎日走り回っています。

今日こちらにUPしたものはどれも約40年前に作らせていただいたものです。もちろん十分に使用に耐えますし、僕の率直な気持ちを申し上げますとできれ塗装の手直しなどをしていただくと気持ちよくお使いいただけるとは思いますが。

 

今日はこんなところで。

 

 

 

昔ながらの正月飾り

昔に比べずいぶん簡略化するようになったとはいえ、年末年始はやはり忙しいです。

お仕事の方もできるだけ気持ちよくお正月を過ごしていただければと年内納めでぎりぎりまで納品がありました。(ありがたいことです。感謝です。)

それに加えお正月準備です。年々減らしてはいますが今でもこれだけは行っています。

12月28日早朝には、終い荒神(宝塚の清荒神の年内最後のお参り)で店と家のしめ飾りと荒神松(松かさの入った榊)・裏白に橙を買ってきます。年によって28日か30日に飾りつけをします。(29日は苦(九)餅、31日は一日飾りと言って飾ってはいけませんからその日は避けます。)しめ飾りは店は出入り口が2か所なので大(1)中(1)を1階の扉上に、金庫と仏壇に小を、あとお荒神さん、トイレ3ヶ所にメガネを取り付けます。それでも昔より減りました。昔は自動車にもしてましたから・・・周りを見てもしめ飾り本当に減りました。街中も住宅街も・・・

鏡餅は店の一階に一升のおもち、金庫の上、お荒神さん、仏様に供えます。

2012お鏡.jpg

一階のお鏡です。

三方の上に半紙を敷き裏白・生米・勝栗・銀杏・一升の鏡餅・飾りエビ・白板昆布・串柿・橙を載せて出来上がりです。エビと串柿は懐紙と赤金の水引で結びます。どれも上下左右が決まっていて嫁入りした最初は大変でした。

今年はこの辺で唯一の飾りエビ職人さんが作れなくなり飾りエビが無くて自分で生の伊勢海老(できるだけ小さめ)をゆでて手作りしました。(そのためひげが上向いてます)

今年の一階の店内です。二階も羽子板・凧・お重・独楽などを飾ってお正月らしくしました。 2012正月.jpg

鏡開きは15日にしました。(一般的には11日らしいのですが、昔からこの日です)しめ飾りとお鏡を退いて屋上でどんど焼きして燃した黒い塊で店の周りに結界を作るようおきます。魔除けです。灰.JPGおもちはおぜんざいでいただきました。これもまた知らない人がほとんどでしょうか・・・・

いつも日本の伝統的な行事をするたびに、周りでしない人や知らない人がふえていくことが残念です。長く続いていることには何かしらの意味があるのですから・・・大変だけど続けたいし、大事にしたいですね。ただ職人の後継者がいなくて物がそろいにくくなっていることは確かですね。形を変えても日本の伝統行事が続いていくことを願います。    

 

色々な方に愛されています

ご無沙汰しましたbearing

ちょっと言い訳しますと、ルミナリエ期間中ストレスの塊で今ブログ書いたら愚痴だらけになるなあと思いかけませんでした。何とか終わったと思ったらまあ早いもので今年も残すところあとわずかです。何となくせわしいですよね。

P1060959.JPG

当店2階から撮影したルミナリエの様子

バリケイドで大丸周辺は陸に孤島、

警備の弩声と雑踏の音だけが響いている

話は変わりますが、うちの店って歴史が長い分いろんな方に愛していただいてるなあって感じることが多いんです。

ゆっくりとされる時間がおありの方にはお茶をお入れして座ってお話しさせていただくんですが、昨日も東京からご夫婦でお見えになり別荘でお使いの当店のイスとUSEDの椅子を張り替えて事務所でお使いになられるとのことでいろいろなお話をさせていただきました。お話の中で当店の家具の魅力をたくさんお客様がお話ししてくださいました。

お電話でUSEDの家具をご注文いただいた東京の方はこんな安くUSEDといえ永田の家具売っちゃダメだよとおしかりを受けました。

三ノ宮に来たら立ち寄って世間話をして行かれるご夫婦の方も何組もいらっしゃいます。皆さん本当にありがたいお客様です。いつでもどうぞお茶のみにお立ち寄りください。

 

修理

間があかないようにと思っていますがなかなか思い通りにはいきません。

 

本当に寒くなってきて、一方では師走ということで何かと忙しいことになっています。

おかげさまで11月の初めに行った東京方面の巡回修理の時にお聞きした椅子の張替などがいっぱいあり、今はそれらのご注文を順次お届けすることでバタバタしています。

そんな中、いくつかお話をいただきました。

それは、親御さんが亡くなったので家具を移動させたりしたいのですが、というお話です。

ありがたいお話です。皆さん、どうにかして今までご両親が使ってきた家具を自分たちが使えるようにしようと思って声をかけていただきます。もちろん、うちとしてもできる限り使っていただけるようにご相談をしていきます。

古い家具が新しい場所を得てまた使って頂ける。本当にありがたいことだと思っています。

皆さんも古い家具がご自宅や実家にあるようでしたら一度ゆっくりと見てください。そこにはいろいろな思い出もあると思います。それも一緒に新しい場所を与えてやるというのはどうでしょうか。

 

今回お話をいただいたお客様の結果はまたご報告したいと思います。

 

インフルエンザがはやりだしているようです、どうぞお気を付け下さい。

 

ではまた。

 

さらに続きです。

またまた、ジェームズ邸の続きです。

 

書いててつくづく思ったけれど昔のお金持ちって桁が違うんやね。

仮に、今この家を建てるとなると敷地の土地代、建物の建築代、家具や内装の費用、いったいいくらかかるんやろうと思います。

 

さて、ジェームズ邸の中に行きます。

忘れていましたが室内のドアはこんな感じです。

ドア.jpg

それから今度は地下に降りていきます。

その途中に執事さんが使っていたと思しき机があります。これもちょっとしたもの。これも僕の爺さんのデザインかな?

執事用机.jpg

 

さて、階下へ行くとそこはビリヤードルーム、僕らが見たことのあるビリヤード台の1.5倍はありそうなビリヤード台があり、その大きさに伴って

キューも長いものが置いてありました。その横のサイドテーブルが写してあります。

ビリヤード室テーブル.jpg

 

さらに奥へ行くと地下から庭に出ることができるようになっていて、その庭に行く前室がまた凝っています。

床はタイルが貼ってあるのですが、これがきれいでそこに置いてあった椅子が写真のものです。タイルも一部写っています。

この椅子はもともとダイニングで使われていたものですが、じつはシートが取り外し可能で夏と冬で使い分けをしていたようです。

庭からのエントランス.jpg

今度は上に行きます。

2階に上がる階段です。

階段.jpg

 

2階にもいくつか部屋がありますがある部屋に合った本棚です。これもサイドボード同様塗装が剥げ剥げで、塗直しをしたいなと思って見ました。

書棚.jpg

 

最後に屋上というか屋上にある塔からの眺望です。明石大橋がきれいに見えます。

実はここに展望台に行くとあるような望遠鏡が据え付けてあって、これは何のためやろうと言っていたら、一緒に行った竹中工務店の人が

ここをジェームズさんから買い受けた方が船を運行している会社のオーナーでここから自分ところの船を見ていたらしいと教えてくれました。

ウソかホントか知りませんが。

最上階からの眺望.jpg

 

これでジェームズ邸は終わります。

最初にも書きましたが、別に観光案内をしているわけではなくうちの仕事の一つを紹介させてもらったわけです。

僕も今までお袋から話を聞くだけで実際に見ることがほとんどありませんでした。今回、突然といっていいくらいのタイミングで乾邸とっジェームズ邸のお話をいただきました。とっても幸運なことだと思っています。もし、これで実際にお仕事をさせていただけるようになったら本当にありがたい話だと思いますし、こんな仕事を僕に残してくれたご先祖様に感謝しないといけないと思っています。

どちらもそのうちには皆さんが見ることができる施設になると思います。

もし、行かれましたら是非感想をお願いします。

では、また。

 

この間の続き。

この間の旧ジェームズ邸の続きです。今回は内部に行きます。

先ずは玄関、重厚です。扉の柄は今もうちで使っているデザイン、うちの作品かな?

玄関扉.jpg

次は玄関に入ったところにあるコートなどを一時置いておくための衣装盆、これも僕にとっては

見慣れたデザインです。 

玄関脇衣類置.jpg

玄関ホールにある組テーブルとその壁面装飾。これも僕にとってはどれもおなじみのもの。

壁面は竹中工務店で補修をしてしまっているので当初の風合いとは異なっています。

組テーブルの方は塗装をやり直す必要がありそうです。

壁面装飾.jpg

次は書斎、真ん中に置いてあるイスとテーブルはあとで別に置いたもののようです。

書斎.jpg

そしてリビングルーム、全体の装飾はすごいです。

リビングルーム.jpg

次のサイドボードは当初からあったもののようです。これはうちの製品だと思う?

これも全体を塗り直したいと思いました。だってハゲハゲになってしまっているもの。

サイドボード.jpg

あんまり長くなるので一旦これで筆を置きます。

うちのかもと言っていますが、この建物が建った時期、うちの3代目、僕のじいさんですが、

このような邸宅の中の造作や家具をずいぶん手がけていたようです。前に話をした乾邸もその

一つです。

残念ながら、3代目は太平洋戦争の末期、昭和20年6月に沖縄で戦死しました。この人が生きて

いたらうちの家具はどんなふうになって行ったのかなと思います。

 

ところで、じいさんのデザインの才能ははどこに遺伝しているんだろう……。shock

ではまた。

 

                                                             

神戸観光情報事業から取材がありました

神戸新聞取材201111.jpgのサムネール画像

遅くなりましたが11月24日の日の神戸新聞の取材の報告です。

神戸の観光の為のパンフ?まだはっきりとした名前はわからないのですがーーーの取材でした。

「店名はでませんがよろしいでしょうか?」と尋ねられ「別に神戸のお役にたてるなら別にかまいませんよ。」とお答えすると「そこからデザインをまねされるから困るという業種の方もあるので念のためにお伺いしました。」との返事で逆にびっくりしました。   今のこの情報の多い世界で特許でもとらない限りどこからでもまねされるのは防ぎようがないのですからそんなこと気にしようもないと思うのにーーーそんなこと言う人がいるんだ!

その昔ネットもない時代、店に用事をつっくてはデザインや作り方を見に来てる近所の家具屋さんがあったということを上の世代から来たことがありますが、おばあちゃん(3代目の奥さん)が「盗むより盗むまれほうがええ!盗まれるということはそれだけこちらの方がええということや。ほっときなはれ!」といわはったそうでーーーそれに結局、まったく同じ物はできませんしね。

まあ話はそれましたが、ともかくどんな形であれ神戸が昔のような活気ある魅力的な街になってほしいと切に願っていますsign03

昨日からルミナリエが始まりましたがーーー年々見に来られる方減っているようなーーー何事も時代に即して変化しないとーーー魅力的に!!

 

ご無沙汰しています。

お久しぶりです。

なんでこんなに間が空くのか? 

我ながらあきれております。おかげさまで忙しくさせてもらっているからなんですが。

 

さて、うちのHPが新しくなります。それに合わせて僕のブログもこちらに移転して続けることになりました。

今後ともよろしく。

 

さて、いろいろなことがありまして、少しさかのぼってお話をしていきますので。

 

10月の終わりのあたりから今日は書かせてもらいます。

神戸市の文化担当の方から電話をもらいました。

「御影の乾邸のことなんですが、永田さんがこちらのお仕事をされたとお聞きしたんですが?」

「はい、そのように聞いています。私も何度か見せていただきました。」

「実は市の方で乾邸の修復をすることになりまして、一度きちんと見ていただけませんか。」

「もちろん、見せていただきます。」

ということで改めて内部の装飾の状態を見て、修復の費用等を見積もる準備をすることになりました。

当日、うちの塗装をしている者と一緒に乾邸へ、改めて見るとやはり結構痛んでいる部分があることがわかります。

かなりな費用になるだろうなと思いながら3時間ほどかけてみてきました。

この乾邸は昭和初期に建てられたものですが、竹中工務店が施工し、内部についてはうちの3代目、僕の祖父の仕事だそうです。

とは言うもののうちには内がやったという公式の記録は残っていません。戦争で全部燃えてしまっているからです。でも、装飾のあちこちにうちの今でも使っている意匠があって僕には至極なじみのあるものになっています。

本音で今はもうこんなものは作れないと思います。

 

いずれにしても乾邸についてはきちんとした見積もりを出すことになりました。

 

さて、その数日後今度はまた、別の場所を見に行くことになっていました。

それは塩屋にある旧ジェームズ邸、今はパナソニックの持ち物です。

声をかけていただいた竹中工務店の方と乾邸もご一緒した神戸芸術工科大学の佐野先生と待ち合わせをして建物の中へ。

こちらも立派な建物で当時のお金持ちは桁が違うんやと思いながら見て歩きました。

何よりもびっくりしたのはお庭ともちろん建物。

P1060815S.jpg

P1060817s.jpgともあれこの話の続きは次回に。

 

ではまた。

 

はじめまして!!

ホームページのリニューアルに伴い、初ブログに挑戦ですnew 

家具のこと、神戸の街のこと、日常生活etc頑張ってお知らせしますのでどうぞよろしくお願いします。

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