Blog 港町家具屋便り

昔ながらの正月飾り

昔に比べずいぶん簡略化するようになったとはいえ、年末年始はやはり忙しいです。

お仕事の方もできるだけ気持ちよくお正月を過ごしていただければと年内納めでぎりぎりまで納品がありました。(ありがたいことです。感謝です。)

それに加えお正月準備です。年々減らしてはいますが今でもこれだけは行っています。

12月28日早朝には、終い荒神(宝塚の清荒神の年内最後のお参り)で店と家のしめ飾りと荒神松(松かさの入った榊)・裏白に橙を買ってきます。年によって28日か30日に飾りつけをします。(29日は苦(九)餅、31日は一日飾りと言って飾ってはいけませんからその日は避けます。)しめ飾りは店は出入り口が2か所なので大(1)中(1)を1階の扉上に、金庫と仏壇に小を、あとお荒神さん、トイレ3ヶ所にメガネを取り付けます。それでも昔より減りました。昔は自動車にもしてましたから・・・周りを見てもしめ飾り本当に減りました。街中も住宅街も・・・

鏡餅は店の一階に一升のおもち、金庫の上、お荒神さん、仏様に供えます。

2012お鏡.jpg

一階のお鏡です。

三方の上に半紙を敷き裏白・生米・勝栗・銀杏・一升の鏡餅・飾りエビ・白板昆布・串柿・橙を載せて出来上がりです。エビと串柿は懐紙と赤金の水引で結びます。どれも上下左右が決まっていて嫁入りした最初は大変でした。

今年はこの辺で唯一の飾りエビ職人さんが作れなくなり飾りエビが無くて自分で生の伊勢海老(できるだけ小さめ)をゆでて手作りしました。(そのためひげが上向いてます)

今年の一階の店内です。二階も羽子板・凧・お重・独楽などを飾ってお正月らしくしました。 2012正月.jpg

鏡開きは15日にしました。(一般的には11日らしいのですが、昔からこの日です)しめ飾りとお鏡を退いて屋上でどんど焼きして燃した黒い塊で店の周りに結界を作るようおきます。魔除けです。灰.JPGおもちはおぜんざいでいただきました。これもまた知らない人がほとんどでしょうか・・・・

いつも日本の伝統的な行事をするたびに、周りでしない人や知らない人がふえていくことが残念です。長く続いていることには何かしらの意味があるのですから・・・大変だけど続けたいし、大事にしたいですね。ただ職人の後継者がいなくて物がそろいにくくなっていることは確かですね。形を変えても日本の伝統行事が続いていくことを願います。    

 

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